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2013年01月08日

作品の概要をご紹介




未だ、限りある資源を争う戦争は繰り返され、食糧不足や環境破壊が刻々と進んでいる現代。
資本主義・拝金主義の中で、二極化も一層深刻化しています。

しかし、その物質社会に対して、虚無感を感じている人たちが増えているのも事実なのではないでしょうか。

愛情や感動、家族、友情、など、目に見えない心のつながりに、より幸せを感じる人が増えてきています。

育児をするパパ「イクメン」が注目を集める一方、虐待や産後ウツ、育児放棄などの問題も報道され、精神的な障害を持ってしまった人たちや自殺や引きこもりも増える一方です。

どうしたら人は満たされるのでしょうか?
本当の幸せとは何なのでしょうか?
私たちはどこからきて、どこにいくのでしょうか?

すべての人はみな、何らかの役割を持って、お父さんとお母さんを選んで産まれてくると言います。

この地球上の全ての人が、およそ3億個の中から選ばれた1つの精子が受精した、たった0.13ミリの小さな小さな受精卵から始まった「奇跡の存在」です。

映画『うまれる』は、出産、死産、不妊、障害、胎内記憶など様々な経験をされるご夫婦、ご家族の生の姿を見、そして経験を共有する事で、【自分たちが産まれてきた意味や家族の絆、命の大切さ、人との繋がり、そして"生きる"ことを考える、ドキュメンタリー映画】です。

家族は大切だ、命はかけがえがない、という事は、誰でも頭では分かっていると思います。しかし、日々の生活の中で、どうしても「当たり前のこと」のように思えてきてしまいますし、親が子を愛する気持ちは親が思っているほど子供に伝わっていないという「誤解」もあります。

それは、【大切な事を「心で感じる」機会が少ない】からではないかと私たちは考えています。涙と共に心の底から、そして細胞の一つ一つに伝わる機会があれば、現在の、そしてこれからの悲しい事件や親子の諍いなども減るのではないかと確信しています。

映画『うまれる』がそのきっかけになること、を切に願っております。

うんでくれて、うまれてくれて、ありがとう。


(『生まれる』HPより抜粋)  


Posted by 井田陽平 at 03:35Comments(0)作品紹介